the pillows ニューシングル発売!

mikadiri2003-09-02

行ってきたぞ、渋谷タワレコ。大方の予想通り寝坊して現地に到着したのは3時過ぎでしたけど、無事ピロウズのニューシングル、DVD3点を購入、来週土曜日に行われるインストアライブのチケットも入手できました。アゥイエ!
さっそく聴いてますよ、『ターミナル・ヘブンズ・ロック』。正直、微妙だ!(笑)アゥイエ! 悪いわけじゃないですけど、この曲は完全にライブ向けですね。イントロはギターオンリーでやったほうがワイルドでかっこいいし、ドラマーのカウントが入ったほうがノレますし。まあピロウズは基本的にスルメバンド――聴けば聴くほど味が出るバンドの意――ですから、聴き込めば評価は変わるかもしれません。30分後には「最高です!」なんてほざき出す可能性もあり(笑)。
さて、ピロウズのシングルといえばB面集の『Another Morning,Another pillows』を聴けばわかるように、カップリング曲のクオリティーの高さがウリなんです。むしろカップリング曲のほうがタイトル曲よりカッコイイ、なんてこともザラ。
で、今回のカップリング『Sick Vibration』『Over Amp』なんですが、やはりカッコヨイ。ていうかこっちのほうが味があっていいですね。確かにタイトル曲にするにはパンチが足りないかもしれませんけども。『Sick〜』の方はまったりポップ・ソングといった感じで、淡々とした――しかしノリのいいドラムにあわせて、さわおメロディーが炸裂してます。かなり好きかもしれません。歌詞のほうもさわお節炸裂のしっとりとした鬱モノ。ちょっと引用。「誰にでもあるような / ありふれた孤独だと / わかってるのにやけに痛むんだ」さわお好きだあ。いいなあコレ。『Over Amp』は作詞にさわおの札幌時代の友達mu-mu-が参加してます。ピロウズの曲のクレジットにさわお以外のかたが載るのはかなり久しぶりじゃないでしょうか。まあそれは置いておくとして、曲のほうは英詩でドンドン進んでいくアッパーなロック・チューン(笑)。一昔前だとギターをギュンギュンに歪ませていたところなんですが、ギター自体は結構おとなしめ。代わりにシンセの音なんかが入って、バラエティー豊かな仕上がりに。成長したってことなんでしょうかね、ピロウズも。英語の能力は成長してませんが(笑)。
ああ、ピロウズのこととなると異常なほど饒舌になってしまう。既に長過ぎますけど、ほっておくとまだまだ語ってしまいそうなんで、一応この辺で終わりにしときます。