Winampに手持ちのmp3やらwmpファイルを全て突っ込んで、ランダム再生させてたんですよ。なんとなく暇だったので。色々な曲がかかっては終わり、かかっては終わりしていく中で、僕はソリティアをしていました。ゲームに熱中するあまり、いつしか音楽を流していたことを忘れかけていたんですが、ピロウズの「バビロン 天使の詩」のサビが流れた瞬間、ソリティアに耽る手がぴたっと止まり、聴き入ってしまいましたよ。この曲は本当に威力がある。人を立ち止まらせる力がある。ホントですよ。それは歌詞ではなく、歌唱力でもなく、バンドサウンドでもなく(サウンドもカッコイイんですが)、メロディーですね。純粋にメロディーが美しい。単にソリティアをやる手が止まっただけなのに大げさかもしれませんが(笑)。
ライブでこの曲を初めて聴いたとき、恥ずかしながらサビで「ビビり」ましたから。震えてしまいました。さわおの歌は下手で、音程とかライブだと微妙なんですけど、それでも響いてきたんですよ。メロディーに「びっくり」するのは久しぶりでした。そういやそのときのライブでは「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」も初めて聴いて、これは演奏と歌と全てにやられましたね。涙ぐんでしまうほど。ま、それは余談。
とここまで持ち上げておいてなんですが、曲の構成とかは結構強引なんですよ、「バビロン」は。終わり方とかズッコケるし。しかしピロウズを人に聴いてもらうのにかなり適した曲かな、と思います。というわけで『Thank you, my twiligt』買え。