GUNSLINGER GIRL 第一話「兄妹」

見ました。暗すぎでした。まあ原作が暗すぎる話なのでしょうがないのでしょうが、それでも暗すぎでした。漫画には無い音楽や口調や表情の動きなんかが加わってかなり寂しい雰囲気が漂ってます。いいですよー。いいですよー。この調子。ボク暗いの大好き。
しっかし一番明るいシーンが犯罪者どものダベるシーン、というのはどうなのか。まあその後虐殺されるわけですが。そうだ、お茶会のシーンを忘れていた。あそこが(表面上)一番明るいですね。「紅茶とケーキには、幸せの魔法がかかってるの」という原作の名台詞もありましたし。
オープニング曲は外人さんのようで。調べてみたらグラスゴー出身のバンドだとか。確かにアコギを使ったグラスゴー的な音(知ったかぶり)。鬱になったトラヴィスみたいな。エンディングは、なんかソプラノのおばさんが頑張ってますみたいな曲。エンディングくらい明日への希望が持てるほんわかな曲調にしてもよかったのでは。ピロウズの「Funny Bunny」みたいな、さ。「飛べなくても、不安じゃない、地面は続いてるんだ」って、最高じゃん。次回予告のシンプルさはいいね。ここまで寂しさを徹底した番組の最後に、「さて、来週のガンスリさんは?」なんてヘンリエッタがほざき出したら全てが台無しですから。ちなみに次週は「天体観測」。これも好きな話。楽しみです。


ここまで書いて、「このサイトを見てる人の何割がアニメ感想を求めてるのだろう」という不安に行き着きました。誰も求めてないね。僕もなぜこんなに舞い上がっているのか自分でもわからないです。