the pillows 『 PENALTY LIFE 』#4

怒涛の連続更新なわけですが、まあ大目に見てやってください。興奮してるんです、これでも。気になった点はいいことも悪いこともどんどん書いていきます。
歌詞。『HAPPY BIVOUAC』というアルバムを境に山中さわおの言語センスは衰えてきていると僕は思っているのですが、やはりこのアルバムもその傾向からは逃れられなかったらしく。「傷跡の囁き 誰もいないパラダイス」というアルバムのラストを飾る曲なんですが、これの歌詞に「今日も万感の風を受けて」という箇所があります。僕の中の山中さわおは、「万感」なんて言葉は使いません。抽象的――いや、「実体のない言葉」、と言うんでしょうか。こういったところに衰えを感じてしまう。歌詞全体の問題というより、さわおの持つボキャブラリーの変化ですねえ。僕は昔のほうが好きでした。
さっきから否定ばっかりだな、俺(笑)。いい歌詞ももちろんありますよ、ええ。