『ジャイアント』 山田芳裕

ジャイアント(6) (モーニング KC)
さあ暗い話題はこれくらいにして、漫画のお話でも。漫画ファンの人なら必ずチェックしていなければいけない漫画家、山田芳裕さんの野球漫画『ジャイアント』。まあ「モーニング」に連載されているから皆さんチェック済みだとは思いますけど、とにかく熱くて笑えて面白くてしょうがないです。ダイナミックプロが裸で超高速ムーン・ウォークしながら逃げてしまうほどのダイナミックな絵と構図が特徴的な山田さんですが、今週のモーニングに掲載された回はとにかく凄かった。グオングオンいってますよ、絵が。ブオオオオオンみたいな感じですよ、絵が。ビキーーーーみたいな(中略)が。擬音でしか表現できないあたりが僕の限界を指し示しているのですけれども、この漫画の迫力を文章で表現できる人がいるのなら一回会ってみたいです。ホントねえ、『度胸星』を打ち切りにしてこの作家を放出してしまった小学館、というかヤングサンデー編集部、というかヤンサン編集長は無能中の無能だと思う。蹴り殺したい背中。来週がとにかく楽しみです。