週刊少年ジャンプ

武装錬金である。僕はこのサイトで口を酸っぱくして言ってきたのであるが、鼻の穴にスッパムーチョぶっこんで鼻まで酸っぱくして言ってきたのであるが、レモンの絞り汁を目薬代わりに眼球へ塗りたくって目ん玉まで酸っぱくして言ってきたのであるが、武装錬金である。今、ジャンプで、4番目か5番目に面白いのは間違いなく武装錬金なのである!(微妙に控えめ)
いやー良かったですよ今週の武装錬金は。展開的には予想の範囲内といえなくもないですが、とにかく見せ方が上手かった。和月伸宏は相当演出やコマ割りなんかに気を使ってると思う。もう燃える燃える。キタキタキタ━━━━(゜∀゜)━━━━な感じですよ。「みんなの思いを力にして敵を倒す」はずが、いつの間にか「その辺にいる人間のパワーを吸い取る」という体質の敵さんと同じ身体になってしまった主人公(まだそういう描写は出てきてないけど、あんだけデザインが似ているのだからたぶんそう)。少年誌の王道中の王道(みんな、僕にチカラを! 的なアレ)を逆手に取った展開ですね。しかもその敵さんが、元は主人公と同じ「錬金の戦士」であり、今は「裏切り者」として扱われているわけで、このままではカズキも「裏切り者」になってしまうのかもしれないわけですよ。燃えます。ちゃんと今週も伏線を張ってたし、これからどうなるかが楽しみです。でも打ち切りだけはカンベンな。
斗貴子さんも斗貴子さんで、いい感じです。もともと彼女がカズキを戦いに巻き込んでしまったわけで(「戦え!」って第一話で言っちゃったしね。今週の「戦え!」はそこと掛けてるのでしょう。和月すげえ)、そのカズキがおかしくなっちゃったわけで、彼女は責任を感じるに決まってるわけで、二人の関係も目が離せません。普通に来週が楽しみです。


「ピューと吹く! ジャガー」は、なんとなく終わりの雰囲気が漂ってきました。最近相当うすた京介先生は切羽詰まってたようだし、ギャグ漫画というものはえてして短命なものだし、もしかしたら終わっちゃうかもしれませんね。でも十分長くやったと思います。回数分なら「すごいよ! マサルさん」より長いですしね。もちろん、いちファンとしては終わってほしくはないんですけど。セイ!