週刊少年ジャンプ(ネタバレ注意)

武装錬金
キ、キ、キ、キ、キ、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!! ホントに海編キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!(先週のジャンプ感想参照) 和月良くやった! グッジョブだ、ブラボーだ、ヒャッホウだ! キミは今週、少しだけ強くなった! いや、冗談抜きでね、こういうのを書けるってのは漫画家として一回り大きくなったことの証だと思うんですよ(こういうの=水着)。とにもかくにも武装錬金読者が待ち望んでいた「日常編」の回がやってまいりました。これまで戦闘に継ぐ戦闘で、ジャンプ生き残り戦争というタイトロープダンシングを続けていた武装錬金ですけども、新展開へ向けて一息つく形に。それが海ですよアナタ。とにかく斗貴子さんですよアナタ。カズキにペットボトル(ボルヴィック)渡されて赤くなる斗貴子さんですよ。いつの間にこんなストロベリンヌなことになってるのですかまったく。それにしてもやはり岡倉はじめカズキの友人達は、『武装錬金』という作品にとってなくてはならない存在ですね。第一話から着々と友情を育んでいて良かったですよ。もし彼らがいなかったら、ヴィクター化してしまったカズキは学校にいられないだろうし、斗貴子さんの人間味溢れる表情もあまり見ることができなくなっていたでしょう。人との触れ合いって、いいものですよ。うむ、武装錬金はじつに正しい少年漫画です。
 海で出会ったサーファーと斗貴子さんの間になにかあったみたいなんですけど、彼が斗貴子さんのトラウマの原因である人型ホムンクルスの「西山くん」なのでしょうか? そうだとしたらブラボーが気づかないのはおかしいですよね。じゃあ何だろう? 元彼? まさか。何だろう? 水着の余韻に浸る間もなく、気になる。
デスノート
ウホッ いい男……。すいません、滅茶苦茶笑いました。リュークのセンスには脱帽しっぱなしです。彼が存在しているおかげで、『デスノート』はかろうじて少年漫画たりえていると思います。しかしミサたんの台頭によって、夜神息子のキャラがだんだん面白くなってきてますね。いいよいいよー、もっと壊れましょう。なんといってもアナタはあの夜神父(主人公)の血を引くサラブレッドなのですから。サラブレッドと呼ばないで、なんて言われても呼びますよ。アナタの体には、心労のあまり暴走トラックでテレビ局に特攻(ぶっこみ、と読む)かました夜神父の血がこれでもかというくらい流れているのよ。
HUNTER×HUNTER
おお、背景があるぞよ。と思ったら白ゴマもあった。荒木先生の『スチール・ボール・ラン』では飛び交う指片がきちんと描写されていましたが、こちらでは黒塗りの自粛。自粛というか、さらにおぞましさを増しています。食べるシーンではちゃんと描かれてるし。背中にひとすじの流しソーメンをたらされたときのようにゾクリとしました。最後のコマのパームの顔面は、ホラー漫画大好き富樫先生の面目躍如といったところでしょうか。思わず伊藤潤二調で「ひっ!」とか言ってみたり。 
ピューと吹く! ジャガー
クソワロタ。ごくごく自然に、前回までの前ふりがないがしろにされていくさまが秀逸すぎて、そしてその合間に差し込まれる小ネタの破壊力が凄まじくて(眼鏡とか)、息もつかせずNHK教育テレビで、とにかく笑いどおしでした。「チョーさん」的な教育テレビ。「シゴック先生」的なアレ。一週休んだことで絵も安定してましたし、まだまだ終わるなよ、ジャガー! 関係ない話ですがNHK教育テレビ、最近は番組の質がかなり高いですね。午前中、バイト終わって暇なときに見たりするんですが、センスがイっちゃってる番組をちらほら見かけます。「ピタゴラスイッチ」とか「スーパー英語リアン」とか。この前はUAが歌を唄ってた。ああいう番組見て、子どもたちのシックスセンスが芽生えていくといいですね。
まとめ
今週も全部読んだはずなのに、上記作品以外、あまり感想を書くことがありませんでした。本当はジャンプを買ってアンケートを送りまくりまくりまくりたいんですが(今週の和月は讃えられるべき)、どうも他の漫画にパンチがなくて、購読するまでには至らないんですよねえ。あ、『S.B.R』についてはジョジョすら読んでない僕が何か書くのも失礼かと思って書いてないだけです。普通に面白いです。