特捜戦隊デカレンジャー

侮っているわけじゃねえ、冷静にみくびっているだけだ。


なんてカッコイイ台詞なんだ。僕の中での悪役名台詞ランキングの上位に食い込んできそう。ほんとここ最近のデカレンジャーは演出・脚本・キャラ設定等々あらゆる面で飛びぬけているなあ。ブリッツ様(既に『様』づけ)は本当にイカしてる。そりゃサキュバスも「お兄ちゃん!」なんて甘え半分の呼び方をするわ、って話ですよ。こういう味のある悪役が登場する作品は面白い、これ定説。ゆえにデカレンジャー面白い、これ納得。フリーザ様の中の人が声をあてている悪の親玉(ヘタレ気味)と、ブリッツ様が会話するシーンは悪役ファンとしてゾクゾク、そしてニヤニヤしっぱなしでしたよ。
アンチヒーロー的新キャラを登場させるのはいいと思うんですが(このところ正義正義と連呼しすぎていたし)、そのためにボス(抱かれたい犬No.1であるところの犬)までヤムチャ化させてしまうのはちょっとなあ。彼はいつでも最強でなければいけないのですよ。生身でアリエナイザーをぶっ殺すくらいの強さが欲しいです。絶対的な正義の力として。