ザ・フーのワイト島ライブを見て、テンションが上がってしまったため『THE KIDS ARE ALRIGHT』まで見てしまいました。先週からのフー熱はいまだ収まる気配を見せません。カッコよすぎる。ロックンロールサーカスでの「A QUICK ONE」とか、何度見ても興奮してしまいます。ロックの魅力に初めて気づいた中学生の頃に戻ったよう。ロックの魅力とは何ぞや? 誤解を恐れずにいえば、それは「適当さ」だと思います。アバウトな感じっていうんでしょうか。ロックバンドのギタリストが長調短調かがわからないパワー・コードを多用するのもその「適当さ」から来ていますし。ザ・フーというバンドは、実に「適当」なバンドです。ゆえに際限なくカッコいい。もちろんミスも多いですが、それすらもバンドの魅力になってしまっている。ああ麗しの60年代。こんなバンド、もう現れないのだろうなあ。