アフターダーク』、ゆっくり読んで250ページほどまで進みました。今日中には読み終わるでしょう。キーワードでここにアクセスしていらっしゃる方には申し訳ございませんが、僕には書評というものがかけません。おそらく物凄く抽象的な感想を(書くとすれば、の話ですが)書くと思います。もしくはおそろしく主観的な感想を。今のところの印象は、前作『海辺のカフカ』ほど、読者を惹きつける求心力というのですか、それはないように思えます。あくまで今のところ、ですが。何ページか読むと、ふう、と本を閉じ、休憩代わりに小学館文庫の『藤子・F・不二雄のまんが技法』を読んだりしている僕。こういう「ながら読書」をよくやるのですが、なぜF氏の本を選んだのか我ながら良くわかりません。しかしこの本は、F氏の創作姿勢を知るのにも、漫画の基本を知るのにも、漫画に限らず「創作」とはどういうものかを知るのにも役立つ本なので、ファンは当然として、万人にオススメです。なぜいきなりF氏本の推薦文を書きはじめているのか我ながら良くわかりません。