ワーキング・クラス・ヒーロー

朝の五時から改装中のセブンイレブンへと駆りだされ、カツカツとタイルの表面部分のはつりをおこなってきました。不安定な態勢で慣れないことをしたもんだから身体じゅうの様々なところが痛いです。もう一生分のはつりをしたと思います。「そろそろあがろうか」と社長が言いました。ようやく終わった、と伸びをしていると「明日は6時ね」と言われました。伸びをしたまま直立転倒しかけました。でも60過ぎの老人である社長も同じ作業をしているので、文句をいえるはずもありませんでした。チョー笑顔で「はいーィ!」と敬礼しました。アクエリアスを奢っていただきました。僕は人に使われる人間です。ええ、無職です。――追記。「アクエリアス」を「アクエアリス」と間違えてタイプし、一回ちゃんと見直したはずなのに気づきませんでした。今は訂正しました。ええ、ちゃんと僕はFF7の途中でコントローラーを窓から投げ捨てようとした類の人間です。すなわち、無職です。