ケロロ軍曹

今週もかなり笑った。僕のツボをこれでもかこれでもかと永久機関を搭載した曙のように突いてくるのだから、そりゃ笑うしかないですよ、という話です。普通の人はクスリともしない場面でもアホのように笑ってしまう。今週で言うと、ケロロの父さんの声が緒方賢一さん――っていうかケロロの父さんが喋っただけで爆笑ですから。傍目から見るとかなり不思議な人物でしょう、僕。緒方賢一さんって人はですね、そりゃもう鬼のような数の作品に出演するベテラン声優ですけども、わかりやすくいうと早乙女玄馬さんの声をあてていた人でして、早乙女玄馬というと『らんま 1/2』におけるパンダ人間でして、ああ、読者様がすうううと引いていく音が聞こえる。ごめんなさい、オタッキーで。まあとにかく笑いまくったわけですよ。藤子ネタも、ちょろっとだけですが、ケロロが声をひっくり返して「気をつけぇ!」って言う時の顔が「あちまれェ!」チックだったり、前半ラストのクシャミもそれっぽかったり、とまあ本当に少しだけですが顔を出してました。それにしてもタママは反則だと思います。タママが干からびているだけで滅茶苦茶笑える。おかしいなあ、箸が転げただけで笑える年齢は過ぎているはずなのに。