プラネテス Phase14 『ターニング・ポイント』

これはいい中学生日記ですね。思わず顔がにやけてしまうくらいの甘いストロベリータイムズ。製作陣は「タナベかわいいよタナベ」と我々に言わせたいのか。はは、そんな見え透いた手に引っかかるとでもお思いか。我々を舐めてもらっては困る。「タナベかわいいよタナベ」だなんてそんな定型句、誰が発するものか。男とはそんなに単純なナマモノではないのである。そう、正しい男は、先週今週とプラネテスを見た正しい男は、声を大にして、叫ぶのだ。「タナベちゃーん! タ、ターッ、タアアー! タアー!」(胸を張り勝ち誇る童貞)(未だかつてなく駄目)(未だかつてなくロマンティック)(レッツゲットナウロマンティック)
冗談はこれくらいにしてですね。今週はアニメオリジナルのお話だったわけですが、原作にはなかった会社組織のしがらみというものがこういう形で絡んでくるわけですね。8話まで見逃すという偉業を達成したおかげでイマイチアニメ独自の設定がわかりにくかったんですが、物語に拡張性と面白みを持たせるという点で、サラリーマン設定というのは成功だと思います。もうプラネテスに関しては全て成功だとほざくくらい周りが見えなくなっています。僕はいわゆる「視野の狭いファンサイト」というものが大嫌いなのでそういうふうにはなりたくないのですが、それでもプラネテスという作品(原作、アニメ両方)にはあまりケチをつける箇所が見当たりません。必死こいてアラ探しするのも馬鹿のすることなので、これはこれでいいと現状維持の姿勢で突き進もうと思います。それでは皆さん、ご一緒に。「タナベチャーン! タ、ター(フェイド・アウト)