エブリシング・ゴナ・ビー・オーライ

GUNSLINGER GIRL』の最新刊が発売していたらしくて、そのことを昨日知った僕は、まるで尻のクレヴァスにパンツが食い込んでいるのが気になってしょうがない短距離選手のように激しく出遅れたわけですけど、まあ過ぎたことを気にしてもしょうがないので、そそくさと書店へ向かおうと思ったところ、外はあいにくの雨模様、雨が降る日に本を買うなどということは空恐ろしくて出来ず、こうして室内的暇つぶしに興じております。さて、いつもアホのような世迷言ばかり書いていてはせっかく足を運んでくださる方々に申し訳ないので、バイト日記でも書きましょうか。僕はいつも休憩中に週刊少年ジャンプをメシ食いながら読みます。今日も当然読みました。焼きつくねおにぎりを食べながら読みました。焼きつくねおにぎりのつくね部分がスライドしました。「マヨ……ッ!」と叫びました。「マヨッ……!」ってなんじゃい、と僕の胸倉を掴もうとする過激派の肩へご説明しますと、「(セブンイレブンで一番美味しいとチマタで評判の焼きつくねおにぎりに大量投与されている)マヨ(ネーズが、僕が今読んでいる週刊少年ジャンプの紙面へと新月面宙返りで躍り出てしまった。つまり武装錬金でおなじみの週刊少年ジャンプがマヨネーズによって素晴らしく汚れてしまう)……ッ!」の略です。これだけの情報量を「マヨ……ッ!」だけで表現できるから日本語は素晴らしい。とにかく焼きつくねおにぎりはスピードフリークスベイベロケットダイブを決め込んだわけで、ダイブの標的であるジャンプは店の売り物であって、ジャンプにマヨネーズが付着していて喜ぶ人はいないわけで、僕が買い取らねばいかんわけで、自己責任感溢れる僕は財布を取り出したわけで、財布の中には118円しかなかったわけで、母さん、元気にしていますか、僕は相変わらずわけのわからないこと言ってます。恥ずかしいこと、ないように見えますか。駅でたまに昔の巨人の外国人選手が懐かしくなります。