the pillows『GOOD DREAMS』#3

15回くらい通して聴きました。やっぱり変わった、ピロウズ。僕が一番変わったと思うのはギターのフレーズですけど、それ以外も、というかもっと奥の部分で変わったような気がします。歌詞的にも、なんかある意味悟っちゃったのかなあという言葉が使われていますしね（まさか「one life」を使うとは。びっくりした。意識しすぎでしょうか？）。賛否両論ありそうですね、このアルバムには。今までのいわゆる「ピロウズサウンド」を求めてる人は首をかしげるでしょうし。僕はというと、『GOOD DREAMS』全面肯定です。まだ過渡期的な印象は否めませんけれど、それなりに傑作といってよいと思う。前作発売時は皆さんの目から黒目がなくなるくらいの勢いで更新しまくってたんですけど、あれは「ここもそこも気にいらねえぜチクショー！」なテンションでありまして、そういう批判的なこととなると止まらなくなる僕の悪い癖のあらわれでありまして、今日の更新が意外と大人しいのは『GOOD DREAMS』に対してあまり言うことがないからです。良いものに出会うと、とたんに語彙が貧困になり、「スゲー！」とか「イイ！」とか「ウプス！」とかそういうことばっか連発しちゃう。もうね、「WALKIN' ON THE SPIRAL」イイ！