プラネテス Phase18「デブリ課、最期の日」

原作があるモノに、アニメオリジナルの設定やキャラクターを加えて、これほど成功してるのはほんとに珍しいんじゃないですか。今回はオリジナル設定の最たるものである「デブリ課」に焦点をあてた話だったのですが、僕はその感をこれまた強くしました。毎回ハズレがない。OVAではないというのにこれほどまでのクオリティ、脱帽するしかない。いつもは役立たずの課長補佐がデブリ課のみんなのために上層部へ逆らって拳を握り締めるシーン、ベタでしたけれどとてもよい。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でジョージ・マクフライがビフをぶっ飛ばす場面のような気持ちよさがありました。派遣社員の女性(名前忘れた)の立ち回りも痛快。仲間っていいなあ。そしてそんな一致団結ムードとは一人離れたところにいる(物理的にでなく精神的に、ね)ハチマキ。少しずつ物語が広がっていく。とても良い展開。プラネテス好きだ。タナベさんはもっと好きだ。