the kinks 『the kinks』


KINKS


妄想ロックンロールではピロウズをかけると決めてしまったので、もはや後戻りなんざ一歩も許されないのですが(僕が望んだことですので後悔はありませんよ、もちろん)、DJをやる側として音楽を聴いてると、どんどんイベントでかけたいバンドが発見できてしまいますね。ザ・キンクスも、そのうちの一つです。ファースト・アルバム(画像参照)には、クラブ――っていうかダンスパーティーでかけたくなるアップテンポなR&R・R&Bナンバーが満載です。ハード・ロックにおけるギターリフの先駆けとも言われる超有名曲「YOU REALLY GOT ME」はもちろん、リトル・リチャードのカバー「LONG TALL SALLY」(ビートルズによるカバーよりも“かったるい”んですが、それが最高にカッコイイ)、チャック・ベリーのカバー「TOO MUCH MONKEY BUISNESS」(ボーナストラックに超高速バージョンが収録されていて、これがカッコイイ。ランニングベースに萌える)などなど、ダンシングベイベーな気分になれる曲ばかり。バラードもメロウな雰囲気(手垢がつきまくった言葉だな)でよろしい。60年代のロックで踊りたい今日この頃です。というわけでこれから踊ります。踊りたくなったならいつでもその場がダンスホール