冬の散歩道

こう寒いと何かをしたくてたまらなくなってきますよね。だって何かしないと寒い。寒いと寂しい。寂しいと尿。二つに分かれてウヒョウ。なんてことになるじゃないですか。そんなのってたまらないじゃないですか。打ち死にたくなるじゃないですか。だから僕は寒いとき、ウヒョウな尿を忘れるくらい、何かに没頭するようにしています。それは創作だったり、読書だったり、ゲームだったり、下半身的揮発行為だったり、下半身的揮発行為に必要な素材の収拾だったり、連続性に富んだ下半身的揮発行為だったり、まあ色々あるわけでありますよ。今日は音楽です。ミュージックに身体を任せ、思いのまま運動する。これはなかなか良いことですよ。音楽を聴くことで心が暖まり、身体も温まる。これでもかという一石二鳥っぷりでございます。先日行われた妄想的クラブイベントで僕を眺めた方はご存知かもしれませんが、僕は音楽にノるとき、とても気持ち悪く動きます。今風に言うと「キモイ」。あまりに「キモイ」ため、「肝井」という藤子不二雄的直線苗字を拝命してしまいそうになるほどであります。つい先ほどまで僕は、NUMBER GIRLのライブ盤、『記録シリーズ(黄)』を爆音で流しつつ、なかなかの動きを披露しておりました。「ラッセーラッセーラッセーラー!」とか「えじゃないかえじゃないかえじゃないか」とか「あいたた! あたた! あたた!」とか叫びつつ、陸に揚げられたカジキマグロもびっくりなほどの動きを繰り返す。とても温まります。とてもお勧めです。冬が好きになれます。あと今さらですが、「冬の散歩道」は本文と関係ありません。サイモンとガーファンクルも関係ありません。