仮面ライダー響鬼

僕これ普通に好きです。冒頭のミュージカルシーンとか、賛否両論でいえば「否」のほうが優勢なのでしょうけど、なんか明日夢くんの空元気っつーか周りとの温度差がよくわかる、いい演出法だと思いましたよ。やっぱり役者がちゃんと演技できているってのは大きいです。激ウマではないにしろ、「うわあ……」と思うことはないです。前作の役者陣が全員あまりにアレだったもので、普通の演技がとても輝いて見える。今日で第三話まで観たことになるわけですが、やっぱりこの作品は、「音楽」がキーになってますね。「音楽」っつーか「リズム」ですかね。太鼓を叩いて敵をぶっ殺すというスタイルを採用していることからもそれは明らかなんですが、作中音楽の質の高さが説得力を高めてるような気がします。ヒビキさんがディスク動物を飛ばすときの曲、ベースラインがとてもカッコよかった。ベースというのもリズムパートですねえ。演出もテンポよく、あまり外してないように思えます。この調子ですよこの調子。期待してるぞー。
しかしいつヒビキさんが「ライダー」になるんだろう。まさかでっけえ蜘蛛の背中に乗って色々やってるから、それで「ライダー」って言い始めるんじゃなかろうな。僕はそれでもいいんですが(ネタになればなんでもいい)、仮面ライダーファンはブチ切れるでしょうな。やっぱり仮面ライダーはバイクに乗らないと。でも巨大生物ライダーってのもたまにはいいんじゃない? と思ったりもする。