週刊少年ジャンプ

風邪で伏せっていたため、ちょっと読むのが遅れました。遅ればせながら読みました。止まりました。バイトの休憩中に読んだのですが、止まりました。「あっれえええええええ?」とか、「いやいやいやいやいやいや」とか、「あるあるw」とか、「ねーよw」とか、色々とリアクションのしようはあったのでしょうけど、僕がとった行動は、「停止」。超高級高機能次世代ソニー製品のように即座に止まった。いや、ジャンプを読んだときの反応ですよ? この僕の有様に少しでも同意してくださる人は、友達です。ブラボーが、死んだ。

武装錬金

そういうわけです。僕が止まったのは当然、この漫画の最終ページを開いたときでした。火渡さんはたぶん空気読めないんだろうなあとは思っていましたが、ここまで激烈に、雄々しく、悠々と、滔々と、きらびやかに、空気を読めないとは。いや、殺すなよ。ブラボー殺すなよ。ストーリー上の展開としてはそんなに不思議なもんじゃないのかもしんないんですけど、それでも、殺すなよ。僕はブラボーが大好きだったんですよ。ああいう「ちょっと過去があって、主人公をでっかく見守るキャラ」が大好きなんですよ、基本的に。役回りはちょっと違いますが(いや、かなり違うか)、『うしおととら』の「ひょう」さん(なぜか変換できない)とか。いや、これは比較するようなキャラクターじゃないな。まあとにかくだ、とにかく、僕はブラボーが好きでした。その完全無欠の強さで、味方としては心強く、敵となってからはとてつもなく大きい壁となって、『武装錬金』という作品の中核を間違いなく担っていたブラボー。死んじゃった。燃やしちゃった。ナパーム弾。火渡くんがやっちゃった。だから119番しとけって言ったんだ。朝比奈大吾なら、きっと穴掘って酸素チューブ吸って生きてたはずなのだ。大吾が生きててもしょうがないけど。
しかしここで僕は持ち前のポジティブ・シンキングを駆使する。和月伸宏という漫画家は、「ストーリーのためならキャラをぬっ殺すことも厭わない畑」の作家であるが、それと同時に、「少年漫画はハッピーエンドでなければいけない」と固く信じる男でもある。僕は和月の良心を信じる。ついでに両親も信じる。和月はそんなに冷たい子じゃない。ブラボーは生きている。「死」をもって次世代の戦士たちにバトンタッチなんて、そんなんじゃ全然(僕は)納得がいかない。彼は生きていなければいけない。どんな形であれ生きていなければいけない。カズキや斗貴子さんに未来を託すのは別に構わないが、その先にある光り輝く未来を、ブラボーは見る権利があるし、見る義務だってある。断っておきますけど、これ全部僕の妄言です。希望的観測に基づく大ボラ。だってホラ吹かなきゃやってられないじゃない。いくら『武装錬金』が展開の早い作品だといっても、ようやくカズキの想いが届いた次の週で消し炭になってブラボー死亡だなんて、あまりにもやるせないじゃない。
結論として、僕は、論理的根拠も伏線的考察もなにもなく、単に、ブラボーは生きていると勝手に断定します。生きてる。ヒュンケルだって生きてた。アバン先生だって生きてた。じゃあブラボーだって生きてるはず。照星部隊の残る一人、千歳さんがなんとかしてくれる。誰かがなんとかしてくれる。そういう漫画だと信じてます。誰か早くザオリク覚えてください。

アイシールド21

デビルバッツおめでとう(上との温度差はあまりお気になさらず)

銀魂

いつのまにそんな「三人揃って僕らよろずや!」みたいになってたの?(上との温度差はあまりお気になさらず)


やばい、武装錬金に気を取られすぎて他の作品ちゃんと読んでねえ。