一ミリ秒でマスターできないピロウズギター教室

下に書きなぐった、我ながら赤面必死、金玉萎縮必死、男子畢生危機一髪な感じの(この無駄な修辞に特別な意味はありません)エントリーで言及した「2004年9月16日のライブで演奏された『Please Mr.Lostman』のイントロダクション」でありますが、とりあえず15秒で適当にさわおパートを耳コピしたので、家にギターがある人は引っ張り出して、ちょっと弾いてみて、エセ916気分に浸るとよいのではないか、と思います。適当ですよ。正確さを求めないでください。僕の耳コピ美学として、「それっぽけりゃオーケー」というさじ投げ理論があります。今回もそれです。それっぽけりゃいいんですよ。じつに。


「A」と「A#っぽいコード」と「C」を使います。以下のTAB譜(っぽいもの)の、一つ目がはじめのコード、二つ目がチェンジしたときのコード。この二つでさわおパートはほぼごり押しです。そんで最後の盛り上げどころに、三つ目のTAB譜――まあこれはTABに起こす必要なんて全くないんですけど――ハイポジションの「C」を使うわけですね。おお楽チン。でもそれっぽい。「x」は「ミュート」の意味です。そこの音を出さないほうが、より「それっぽさ」に説得力を付与させることができます。

1 -x-  -x-  -8-
2 -x-  -x-  -8-
3 -6-  -7-  -9-
4 -7-  -7-  -10- 
5 -7-  -x-  -10-
6 -5-  -6-  -8-

それっぽく聴こえました? 僕の耳にはかなりそれっぽく聴こえます。「A」のコードは、押さえ方は通常のそれで構いません。ただ、1弦と2弦は鳴らさないほうがいいと思います。なんとなく。ミュートということにしてあるんですけど、あんま気にせずに「手前四つの弦だけ弾く」と考えてください。二つ目は、もう適当耳コピのキョクチなので、かなり怪しいです。ひとさし指で5弦をミュートしつつ弾くとベター。ベターというか、5弦が鳴るとかなり間抜けな音になります。この二つを、カッティングとかでコードチェンジ時の雑音をごまかしつつ、繰り返せばほら不思議、あなたは渋谷アックスのステージ上にいるではあーりませんか。思う存分さわおぶりましょう。アゥイエー。
ロストマン本編のコードは、気が向いたら。ていうかこういうコードって、備忘録も兼ねて書いてるんですけど、間違ってたらとても恥ずかしいですよね。ハラハラもの。「ちげーよ馬鹿」って言われたら僕困っちゃう。いや、違うな、むしろ、正確な「コレだ! これ以外ない!」って押さえ方を発見した人、いらっしゃったらご一報ください。「それっぽい」より「それ」のほうがいいに決まってますものね。