MABOROSHI IN MY HEAD

物を書いているときに煙草がなくなるといろいろと不具合が起きる星の下に生を受けてしまった僕のような人間はとても難儀です。じつに難儀。果てしなくどうでもいいことですが、「難儀です」と「ザンギエフ」って、似てるよね。たとえばそこら辺をボケーと歩いてる帽子を斜めにかぶった人間の顔面をXBoxで5、6回丹念にぶっ叩いて「難儀です」って言わせると、たぶん「ザンギエフ」って発音しちゃうことになって、とても面白いよね。ほんとこの世は難儀だよね。思わず「国へ帰るんだな。お前にも家族がいるのだろう」って優しく声をかけたくなるよね。人間って実は優しい生き物だよね。だから僕がこうしてニコチン中毒に陥って意味不明な日本語をムラなく記述していても笑って許してくれるよね。「煙草を買うお金がどこを探しても見当たらないんだけど」って言えば300円くれるよね。300円くれるっつーかその300円でお前が買ってこいね。俺は疲れてんだよね。足がだるいんだよね。さっさとしろね。出前ね。迅速にね。落書き無用ね。ホンワカパッパね。ホンワカパッパね。ドラえもんね。


嫌煙活動者の皆様は、上記の文章を読んだとしても、それを記憶から抹消してください。喫煙者は、僕のような人間ばかりではございません。僕のいっときの混乱が、日本の喫煙愛好家の皆様の迷惑になるようなことになれば、耐えられません。これはフィクションです。決して煙草が切れて手が震えて見えないものを見ようとして望遠鏡をまたかついで今というほうき星君と二人追いかけちゃったわけじゃないのです。誤解です。だから嫌煙活動者の皆様、300円ください。