スーパーマリオブルーズ

「これ、イカくさくね? マジイカくさくね!」
「うぇっ、マジイカくせえ! イカだろコレ!」


話題に乗り遅れること甚だしく、恐縮ではございますですが、ペプシツイスト、ダイエットペプシツイストについてくる「スーパーマリオボトルキャップ」がとてもよろしい具合でございますね。冒頭の会話はそのボトルキャップの袋をガサゴソやりながら盛り上がっていたギャル系女子二人組みが発したものですが、とてもインモラルでございますことよ。年頃の女子がイカ臭いイカ臭いなどと、ものすごい勢いで袋を愛撫しながら連呼するとは、あーこりゃこりゃ。
まあゲッソーに関した心温まるエピソードは置いておいてですね、僕は任天堂のことは別に好きでも嫌いでもないんですけど、やはり20代男性としてこれは見逃せない。だってハンマーブロスいるんですよ? ハンマーブロス。ハンマーのブロスですよ? 「ブロスwwww」とか言ってる場合じゃないの。僕は誓おう。ハンマーブロスが出るまで、財布の中身がいかに薄くなろうともペプシを飲み、くしゃみをし、そのくしゃみは「ペプシ!」って音がしたりして、コカコーラボトラーズ社員から射撃されることを――まあ落ち着け、何を書いてるのかわからん。とにかく僕はハンマーブロスについては人並み以上の思い入れがあるのでハンマーブロスを求め続けるのです。簡単ですよ、店員特権で在庫分を盲牌しまくれば、もう速攻で――ありませんでした。うちのセブンにはハンマーブロスがない。終業後30分以上かけてガサゴソやったのに、無い。ナッシング。どういうことだ。僕ほどハンマーブロスに愛を捧げられる男は他にいないのに(小学生のころ、スーパーマリオを友達と遊ぶときには、ハンバーブロスが出る場所では必ずBダッシュして特攻し即死というネタを持っていた。ウケたことはない)。ああ、ハンマーブロス。君はどこにいるの。僕はここにいるよ。いつまでも君を待ってるよ。