仮面ライダー響鬼

おっぱい
オッパイ
乳房
OPPAI
オーパーツ


結局平仮名表記に一番情緒風情ってもんがあるよね。なんつーか、「おっ」って、「これが男にはない夢の部位であるか! なんと素晴らしき部位であるか! 部位シックス!」みたいな男のロマンを見つけたときの驚きを表してるし、「ぱい」ってアンタ! 「ぱい」て! 「ぱい」! 「ぱい」ですよ君! もうね、おっぱい見たらクラーク博士も「少年よ、パイ志を抱け!」って流暢な日本語でグラビア雑誌指差しながら叫びますよ。僕らがいつまでも追いかける、人生の終着地といっても過言ではなく、同時に執着地でもある、おっぱい。ああ、おっぱい。なんと素晴らしき響き。我々人類の偉大な先達が残した名言は、すべて「おっぱい」で代用できる。「おっぱいは分かち合うように作られている」(ラシーヌ)、「君の魂の中にあるおっぱいを放棄してはならぬ」(ニーチェ)、「人のおっぱいは善意にとれ、そのほうが五倍も賢い」(シェイクスピア)、「よしどうであろうとおっぱいはよいものだ」(ゲーテ)、「僕は今まで、説教されて、改心したことが、まだいちどもない。説教している人を、偉いなあと思ったことも、まだ1度もない。お説教なんて自己陶酔だ。わがまま気取りだ。本当に偉い人は、ただ微笑しておっぱいを見ているものだ」(太宰治)etc,etc,――……
今日の響鬼は完璧であった。おっぱいはもちろん、おっぱい以外も完璧であった。中でもヒビキさんのカッコよさといったらとんでもなく、これが本当のヒーロー番組だ、ガキどもよマジレンジャーとかマジどうでもいいからヒビキさんを凝視すべし、そう言いたくなる。「どうしたんだよ、おい」と挑発しながら河童を殴りまくるヒビキさん。ダーク! 痺れる。中学生日記も俄然好調で、あきらさんも出番は少ないながらいい味出していて、うむ、良し。