小型ノストラダムスたちの色欲

44ヶ月ぶりに携帯電話を変えました。IDO時代からのau野郎であり、「折りたたみ携帯なんぞイケメンヌの持つものだ!」という極右思想の持ち主である僕が携帯電話を変えるとなると、おのずと選択肢は限られまくるわけで、まあ何に変わったのかはご想像にお任せするとして、44ヶ月ぶりですよあなた。44ヶ月っていったらもう、僕が前の携帯を買ったときに生まれた子供は既に煙草とか吸い始めてるくらいのトシツキですよ。木刀かついでウンコ座りしながら駅前にたむろしちゃってますよ。「ババア、飯はまだかよ!」とか言いながら窓ガラス割っちゃいますよ。そんな気の遠くなるくらいの時間を経て変えた携帯電話、進化しすぎてて僕にはようわからんです。「携帯電話を変えました」っていうメール打とうとして、「け」って入力したら「携帯」とか先回りして出てきやがる。ビックリする。うほっ、って声が出た。僕が打とうとする文をこれでもかっていうくらい予測しやがる。「お」って入れたら「おっぱい」とか出てくる。本当に出てくる。なんですかこれ。メールで「おっぱい」なんて言葉を使う頭の緩い奴がいるんですか。使いたくなるじゃないですか。「よろしくおねがいします」って入れようとしてんのに「よろしくおっぱい」になっちゃう。セクシャルハラスメントを前提にしてるんですか今時の携帯電話は。困っちゃう。まさかなあと思いつつ「ちん」って入れたらちゃんと「チンチン」ご登場ですよ。よろしくおっぱいチンチン。これだから最近の若者は、って言われちゃうんですよ。インモラル。僕はこの破廉恥携帯には屈しません。断固屈しません。古きよき日本男児の精神を末代まで伝えぬく。というわけで、こんな僕ですけれど、これからもよろしくおっぱいチンチン。