横浜・佐々木、引退へ

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050803&a=20050803-00000032-nks-spo
抑えピッチャーとして一時代を築いた横浜ベイスターズ佐々木主浩投手が、ついに引退を決意したそうです。とりあえずお疲れ様でした、と言いたいです。選手晩年の彼は公私ともどもダメダメのダメ人間になってしまってましたけど、98年に横浜が優勝したときは言うまでもなく、全盛期のピッチングは物凄いという他ない、偉大な投手でした。「横浜と試合をするときは8回までに勝ち越しておかなければいけない」とまで言われたものです。今大リーグのヤンキースで活躍している松井秀喜が、全盛期の佐々木からレフトへフラフラのポテンヒットを打って、一塁上で喜んでいたシーンが印象的でした。それほどまでに凄かった(巨人戦は特に凄かったように思えます。テレビカメラが入ると気合が入ったのか)。カウントツーストライクからの「来るぞ来るぞ来るぞ」感は、佐々木以外では体験したことがなありません。彼のフォークボールは、「わかってても打てない」ほどのキレを持ってました。日本に帰ってからは見る影もありませんでしたけど(それでも相川はポロポロこぼしてたような気がする)。まさにウィニング・ショット。優勝を決めた試合も佐々木が最後を締めたんだっけ。凄い投手だったんですよ、本当に。今年のゴタゴタで悪いイメージがついてしまったのが残念でならない。みずしな孝之の「ササキ様に願いを」でも読み返そうかなあ。
しかしシーズン中に思い出登板をするのはちょっと勘弁してほしいんですけど……。こんなこと思っちゃう僕はベイファン失格ですかね? 相手だって困るでしょうに。