交響詩篇エウレカセブン

大河内一楼(『プラネテス』で脚本やってた人)が脚本担当だったので、オナニー部分は少なくて良かったと思います。セリフとかも自然だったし、ここ数週ずっと感じてた「ハァ?」な感想は抱きませんでした。けど、ねえ。なんか、ねえ。「えー」みたいな、ねえ。彼の力をもってしても、この番組の「意味もなく負に向かう力」は打ち消すことはできなかった。エウレカセブンって一年間やるんでしたっけ? 半年でよかったんじゃねえの、って思う。ホランドドキュン行動がエウレカのためってのはわかりますけど、それで済まされないくらい執拗にクズ人間描写してたし(ホランドが10代なら許せるんだけど)(レントンが助けてくれたとしても、ニルヴァーシュに乗っちゃってんだから、「クソガキがあー」っつってぶん殴らなきゃでしょ、今までのクズ描写が必要なものだって言うなら)、レントンがいきなり改心(?)したり「人を殺してること」に気づいたって、「はあ、何を今さら」とかしか思いません。ダラダラ部分が長すぎたんですよ。余計で不必要なエピソードが多い。もしくはエピソードの挿入部分を間違ってる。シリーズ構成は誰がやってるんだろう。エウレカが自身の業を告白した回の近くで、レントンに「人殺しの罪」を意識させるべきじゃなかったか。視聴者にわかりやすくする気はないのかしら。ないのでしょうけど。そもそもなんでレントンニルヴァーシュをうまく乗りこなせてるんだ。最初はド下手だったような気がするのですけど。「ニルヴァーシュ乗れたー乗れたよねーさーんアハハハー」みたいなエピソードありましたっけ? 僕が忘れてるだけかしら。こういうとこだけご都合主義か。つーかこれじゃアンチの意見だな(笑)。好きで見てるはずなのになあ。


あ、そうそう忘れてた。オープニング変えろ。即座に。