夢を追いかけろ

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いきなり何書いてるのこのキチガイ、と通報するのはやめましょう。プレイステーション2用ゲームソフト、『プロ野球スピリッツ2』の試合結果です。カンのいい方はスコアを見て「ははぁん。ふふぅん」とお察しになるかもしれませんが、とても熱いゲームであった。そう、テンションあがりすぎてはてなダイアリーにこんな雑文を書こうとしてしまうほど熱かったのであります。久々にウホーーーーと、興奮のあまりリアルで吠えた。

僕がプレイする横浜ベイスターズと、コンピュータ巨人の対戦。上原と那須野、両先発の投げあいで中盤まではスコアボードに0が並んでいたんですが、7回裏に多村のツーベースが飛び出し、そのチャンスで佐伯がセンターにタイムリーを放って先制。均衡を破ります。上原は球種多いわ球威あるわテンポいいわでクソ打ちづらいのですが俺よくやった。そんで那須野が8回もゼロに抑え、9回に満を持して守護神木塚投入。プロスピではクルーンが微妙な能力なので、しょうがなく、というわけじゃないですが、個人的に木塚が大好きなこともあり守護神。25セーブほどをあげ防御率0点台という鉄壁ぷり。まあ勝ったね、と思ってたらシンカーのリリースミスッて「あっ」とか言ってる間にローズに特大のホームランを浴び同点。「カァッパァーー」と叫ぶも意味がないので黙る。プロスピのいいところは、打たれても「自分のミスだ」と納得できるところ。パワプロのようにコンピューターで決められてる感がありません。パワプロだったらコントローラー投げてます。まあプロスピにも、理不尽なポテンヒットの連発とか、コンピュータ的な展開はあるんですが、それはまた別のお話。


とにかく土壇場で同点にされちゃったんですよ。僕はチキンなので焦ります。1点とればサヨナラ勝ちできるのに、指がプルプルしてきて絶好球も打ち損じる。そのたびに「フリクラァー」と叫ぶ。黙る。んでシコースキーとか打ちあぐねてたら中継ぎの加藤さんが小久保にタイムリーを打たれ、勝ち越しを許しちゃう。でもその裏、小田嶋っていう地味な伏兵が打ったツーベースから敬遠策とか色々やられ、さあチャンスで打席に立つは種田! マウンドには最強のゴッド・ミセリ。高めのクソボールを思いっきり振りぬくと、それが横浜のハマ風に乗ってグングンのび、フェンス直撃の同点のタイムリー。「ウヒョヒャハァァァァー」と叫ぶも近所迷惑なので黙る。小田嶋と種田ってのが萌えますね。ベイスターズファンにしかわからない萌え。高難易度萌えです。ちなみに鈴木タカノリさんを例のチャンスで代打に出したんですが、ボテボテのセカンドゴロでした。僕は真面目にやってるのにセカンドゴロ。すげえ萌える。萌えすぎて「死ね!」とか叫ぶ。黙る。なんてことがあったり。


12回表、中継ぎを使い果たしてピッチャーがいなくなり困ってるところ、佐々木とかいう人が「絶好調だよ」と執拗にアピールしてくるので仕方なく登板させ、なんとかゼロに抑える。「まあこれで負けはなくなったし、いっか引き分けでも」という弱気な思いがムクムクとピョンピョンと。しかし12回の裏、打席には4番古木。ここまで5打席凡退の4番古木。なぜか4番の4番古木。ゴッド・ミセリにあっという間にツーストライクまで追い込まれる4番古木。「もういいや、高めにヤマはったれ」と思う4番古木。と思ったら高めにスライダーのすっぽ抜けが来たので「来ちゃったよ」と振る4番古木。打球がシュイーンとライトスタンド一直線、サヨナラホームラン打っちゃった4番古木。「おひょぉおおあおおおああ〜」と小山ゆう歓喜の声をあげる4番古木(を操作してる僕)。マジガッツポーズする僕。


熱い、久々に熱いゲームができましたわあ。プロスピほんとにいいゲーム。日本プロ野球ゲームの中では一番のデキだと思う。投球が楽しいってのが大きいですよまったく。ここまで読んでくださった「ザ・ゴッド・暇人」さんには申し訳ないのですけど、特に「ここまでプロスピネタで引っぱっておいて実は爆笑モノのオチが!」とかいうヒキを入れてCMに入ったりしません。このサイトは無職的生活の提供でお送りしました。


「世界まる見え! このあとあと」「ドワハハハハハ」