二段モーションヌ

http://chuspo.chunichi.co.jp/00/baseball/20051030/spon____baseball000.shtml
なんか魔女狩りみたいな不穏な空気が漂っておりますね。横浜・三浦や楽天・岩隈、ソフトバンク・斎藤といった、明らかな二段モーションを規制するのはまあ、野球の国際試合もあることですし、時代の流れってことで理解できます。しかし中日の川上や岩瀬までダメだって言われたら、あんたどうやってタマ投げればいいの、って話になってしまう。まあ岩瀬は若干ピクピクしてるとこありますけどね。いつかの週刊ベースボールで、「川上の投球フォームは右投手として理想的」とか書いてあったんですけど、理想的どころかいきなり反則に。ほぼ全ての投手が違反してることになっちゃうんじゃないんですかね。一瞬の静止すら駄目なんでしょうか。全員が全員、大リーグ・シアトルマリナーズの長谷川みたいに物凄いスピードのフォームで投げなければいけないのでしょうか。岩瀬なんて、記事中にもありますが、オリンピックでは普通にオーケーだったんですよね。わからん。何がしたいのかわからん。なんかルールの文面に縛られすぎてて、バカ丸出しな感じです。


http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser3/200510/30/ser3186802.html

▼渡田審判員 1試合を通して同じ反則を取るのは難しい。停止時間が何秒とかじゃなく見た目での判断となる。現段階ではルールにしたがったフォームで投げてもらう。僕らも言葉で説明するのは難しい。判定は10人中7人が反則と判断したならそうなると思う。

「見た目での判断」「言葉で説明するのは難しい」「10人中7人が反則と判断したなら」


そんな曖昧な……。審判員もわかってなくて適当にやってんじゃねーの、と思ってしまう。ジャイアンツ贔屓の審判、「ジャンパイア」の代表格にいる渡田の発言、危険ですねえ。巨人の投手はボークをとられなくて、相手チームはガンガンボーク。なんてこともありえる。なにせ渡田だし。


11:36追記
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20051031&a=20051031-00000000-spn-spo
渡田グッジョブ(笑)。適当とか言ってごめんなさい。まあ普通の脳みそ持ってりゃ、「なんか変だ」とは思うでしょう。大いに議論していただきたい。明らかな二段モーションの規制だけでいいと思うんですけど、色々難しいんでしょうか。下のほうで阪神の岡田が「クルーンや三浦は明らかに2段だが、後の投手は2段なのかタメなのか、よく分からない」とか寝言をほざいてますが、藤川は2段ではなく3段っちゅーかグラブ動かしすぎっちゅーか、ありゃ確実に“アウト”でしょう。藤川自身、紆余曲折を経て今のフォームに落ち着いたんでしょうけど、それが結果的に打者のタイミングを狂わせようとしてるように見えちゃう。厳しいようですがこれは仕方がない。彼のストレートはとても魅力的なので、なんとか頑張ってほしいところですけどね。