憧れに手を振ろうぜ

小林賢太郎プロデュース公演『Sweet7』を見、漆原友紀蟲師』を読み、先ごろ発売されたデリシャスレーベルのオムニバス『GO! DELICIOUS GO!』を聴く。そんな文化的な生活を送っています。それ以外には特に特筆すべきことは特別ありません(頭痛に激痛がはしって痛い的近況報告)。でも色々と刺激を受けることができました。
『Sweet7』は普通に面白いですね。ちょいと長ったらしいかなあとも思ったんですけれど、鑑賞し終わってみれば、その長さが劇自体をちょうどいい感じに薄味に仕立てあげていたように感じます。ラーメンズは良くも悪くも超濃厚ですから、好き嫌いがくっきりと分かれますけど、『Sweet7』に関しては、誰にでもすんなり受け入れられるのではないでしょうか。まあその分、「これ」といった特徴がないとも言えますけど。
蟲師』は、こりゃ素晴らしい。アフタヌーンを立ち読みしていたときは何故か敬遠していたのですが、先月アフタヌーンを購入したので、「元を取らねば」と思って読んでみたらありゃこれ面白い。ってんでコミックスまで買ってしまいました。全部揃えなきゃ。同じアフタヌーン連載の『もっけ』もそうですが、僕は日本民俗学的なものをモチーフにした作品に弱いようです。系統は違えど『うしおととら』の序盤もそんな感じですね。深い霧がかかった山奥の雰囲気が好きです。
まあそんなこんなで生きてます。