武装錬金ピリオド

よかった。とってもよかった。「ファイナル」を読んでいるときのような高揚感はなかったけれども、じつに最終回らしい、じつにいい終わり方であった。最後はハッピー。細かいことは気にしない。みんなハッピーならそれでいいじゃないか。ほんと武装錬金はいい漫画だ。そしてカズキはいいカズキだ。それにパピヨンはいいパピヨンだ。もちろん斗貴子さんはいい斗貴子さんだ。それが全部「だった」になってしまうのは残念だけれど、とりあえずいましばらく、このさわやかな読後感に浸っていよう。それに「だった」っていうにはまだ早い。CDドラマ。すばらしく楽しみだ。当然買う。CDドラマを買うのなんてオタク時代以来だ。結局僕は今も変わらずオタクっていうことなんだろう。さすがにフィギュアは買いませんけどね。欲を言えばもう少しメディアミックスしてほしかった。アニメはもちろん、ドット絵の2D格闘ゲームとか(カプコン)。まあ贅沢は言うまい。連載終了した作品がCDドラマ化されるってだけでも大英断だ。集英社、よくやった。優秀メダルをあげよう。
和月伸宏先生、長いようで短いあいだでしたが本当にお疲れ様でした。