魔法戦隊マジレンジャー

ビデオに録っていただいたのを今さら見ました。なんだこの名作。確固たるひとつのゴールを目指してきた物語が終焉に向かっていく過程ってのは、もうどうにも胸を熱くするものでありますが、マジレンジャーは僕の胸を熱くさせるどころか燃やしてます。放火魔。マジ放火魔。マジトピアのションボリセットなんて気にならないほどの熱い演出の連続連続連続。困る。泣く。歩いているところに魔法陣が下りてきて変身、ってのはベタベタもいいところなんですがマジ俺の心ヤられた。マジ社員憤死もヤられた。父と子の対決もヤられた。ン・マ様のいちいちカッコイイ台詞回しにもヤられた。というか既に「様」付け。「わたしはネオエクスデス」級のかっこよさである。時間を食う演出もたまらぬ。マジ社員とお父様が天空聖者形態で(つまりお人形状態で)お亡くなりになっているところも、「死」感が出まくってて良し。ダメだ、セットのヘッポコさとクライマックス時の歌のド下手具合以外、文句をつけられるところがない。物語の終わらせ方としては完璧に近いものであるといえます。あくまで個人的に、ですが。盲目っぽくなっている自分がいる。ていうか盲目だ。
来週(もう明日ですが)の予告を見る限り、「ドラクエ3」的オチになるのでしょうか。「勇者ロトは俺だったのかよ!」っていう。わくわく。楽しみ。そして伝説へ。