轟轟戦隊ボウケンジャー

「ショベルシールド!」
「ショベルナックル!」
キャベツ太郎吹き出しそうになった。ショベルである必要が全くないじゃないか。


それはそうと、今回も良かった。ほんと戦隊ものは安心して視聴できます。「普段笑わない女性があるエピソードを経て笑う話」ってのはそりゃもう腐るぐらいそこらじゅうに転がってるベタ中のベタ話でありますが、それでも良かった。王道をキッチリ仕上げることが一番難しいのでございます。藤田和日郎『妖今昔物語』と並ぶクオリティ(石姫の話ね)。いや、それは言いすぎか。石姫の話は群を抜いてますからな。ところで、『うしおととら外伝』に収録されている話は全部が全部名作なので未読の方は読んでみましょう。もちろん、『うしおととら』本編のほうを全部読んだ後でね。これは日本人としての義務。納税より優先されるべき。確定申告なんかしている場合じゃない。ちなみに『うしおととら』を読んだあとに税務署に行くと、あまりの人間の多さに「お前らあっちいけよオオオオオ!」と口走ってしまうのでお勧めできない。「名前は?」と訊かれて字(あざな)を答えてしまう恐れも。
話がずれすぎた。まあとにかくみんなボウケンジャー見よう。うしとら読もう。