There goes my morning

グッドモーニングエブリ貴様ら。正午をまわってるのにグッドモーニングとは我ながら脇腹痛い言いまわしであるけれども、僕が起きた時間それすなわち僕にとっての朝なのだからお付き合い願いたい次第だ。言いまわし、と書いたけれど、これがうまく変換されなくて朝から戸惑った。一発変換されてしかるべき語句であるのに、一発変換されずに「井伊輪増し」とか出てくる。彦根城燃やすぞ、と朝から毒づいた直後に、「いいわまし」と打っていたことに気づいて朝から愕然とした。いいまわし、いいわまし。変換できるはずもない。とうもころし、オードソックス、いいわまし。彦根城改築、と朝から僕は呟き、そそくさと朝から訂正した。
そのような朝である。モーニング・コーヒーを飲み、モーニング・カントリーマアムをつまみ、モーニング・シガレットに火をつけたあたりで、はて、何か足りない、と思った。朝に必要なコーヒーマアムシガレットは既に通過済みである。抜けはないはずだ。それでも、なぜか心臓がいつもとは違うリズムで鼓動ってるような気がする。どっくん、ではなく、どくっん、という、非情に発音しづらい鼓動だ。どうしたことだ。松本に相談しようかと思ったが、僕に松本姓の知り合いはいなかった。手帳を調べてみた。3月26日日曜日。何も予定はない。停止寸前まで滞納したガス代だって先日振り込んだ。台所の洗い物だって済ませた。溜まった洗濯物だってバッチリ干してある。完璧だ。それでも、どくっんは収まらない。とても気持ちが悪い。すっきりしない。
そうだ、こういうときこそ、自分の力ではどうにもならないときこそ、彼らに頼るべきなのだ。そう、ヒーロー。スーパーヒーロー。彼らは無償で僕らの悩みを解決してくれる。素晴らしい存在だ。強く、そして賢い。完璧を絵に描いた存在である。毎週日曜朝の広報活動にも余念がな



スーパーヒーロータイム見逃した!!!!!!!!!!!!!!!