轟轟戦隊ボウケンジャー

文句なしに面白すぎる。マジレンジャー時代は「マジ面白い」を連呼すればよかったんですが、今回はそうもいきません。マジ面白いじゃなく、もはやこれは轟面白い。面白さが轟いちゃってる。暇人の戯言と聞き流すなかれ。本当に面白いから。日曜朝に起きていてこの番組を見ないのはあまりに大きすぎる損失だと思います。マジで。いや違う、轟で。仮面ライダーカブトムシにばかり注目が集まっている時勢が残念でならない。今こそボウケンジャーが脚光を浴びるときではないでしょうか。轟で。
面白い要因はものすごく沢山ありますが、そのうちのひとつが、「敵対組織の複数存在」でしょうか。戦隊モノっていうのは(僕が見た限りでは)基本的に「主人公側vs悪」の1対1構造であり、それはそれでとてもわかりやすいのですが、どうしてもストーリーが単純になってしまいます。その点ボウケンジャーは、現時点で「なんか変な昔気質のオッサン」「なんか変な日光江戸村集団」「なんか変な竜」と3つの敵対組織があり、それぞれがそれぞれ独立してプレシャスを狙って動いている。三者とも目的はプレシャスなわけで、絡まざるを得ない。そしてそこにボウケンジャーも混ざって、おおう、先が読めないぜ。面白い。
あとはアクションの地味な派手さとか(今回もとてもよろしかった)、音楽の素晴らしさ(中川幸太郎はマジ神)(いや轟神)、決め技のエグさ(クレーンで吊り上げてドリルで刺殺とは。轟笑した)(これなんて闘魔傀儡掌→ブラッディースクライド?)(そういや今日の黒い人の話は「ミストバーンとヒュンケルの関係」と似てるな)などなど、見所がありすぎて困ってしまう。来週も轟面白そうな展開っぽくて、既に燃えています。マジハンパなく期待。いや間違い、轟ハンパなく期待。