僕が本屋に出かけたときだけ雨が降ったのです


もやしもん(3) (イブニングKC)

もやしもん(3) (イブニングKC)


デトロイト・メタル・シティ』が平台にずらりと並ぶ気配が全く感じられない本屋でムシャクシャして散財したのですが(いつになったら僕は『DMC*1』を読めるのだ?)、そのうちのひとつ『もやしもん』3巻。いやはや、面白いですなあ。どこかにあるという農業大学で菌について学ぶ学生たちの話なのですが、菌たちをコミカルに描いているおかげで抵抗なく読めます。3巻までの時点ではお酒やら食べ物やらの「発酵」についてのお話が多く、知識欲がミチミチと刺激され、ここ最近知識欲を充足させてあげられなかった僕の脳が嬉しい悲鳴をあげております。発酵が菌によって行われるのはまあなんとかギリで知ってましたが(『行われる』って表現でいいのかは知らない)、その奥のもっと奥にまで突っ込んでくれているので、始終「ふむう」「ほうほう」「なるほど」「しかり」と目から鱗を落下させどおしでした。「酒」っていう身近なものを扱ってくれているのもいい感じ。こりゃ話題になるはずだ、という感じの漫画です。いい意味で。あと女性キャラクターが例外なくエロイのでそういった面でも楽しめます(結局駄目人間の意見)。