仮面ライダーカブト

「姉さん? わああおーーーーーーあぅん」
爆笑した。「?」から「わ」の刹那の「間」が素晴らしい。これまた先週見逃したせいで初見なのですが、この神代さんとかいうキャラクター、『響鬼』でいうところのキリヤたんと思って大丈夫そうですね。かっこつけヘタレ。なかなかバカでよろしい。好感の持てるバカ。じいやのおかげでなんとか真人間としてギリギリ有り得てますな。しかし『カブト』という物語を真面目に捉えた場合、もう取り返しがつきそうにないですね。でも僕はナナメから見ているので問題なし。どこまでもいってしまえ。『ブレイド』の感動をもう一度。ヒーローものとして『カブト』が本当に好きな人には合掌を。ご愁傷さまです。ギャグマンガみたいなもんとして見ればなかなかのものではありますまいか。最後らへんのシーンはギャグ(変なスポットライト&顔芸)とサプライズ(じいやがワームじゃなかったのかよ!っていう)が混ざってて良かったです。それにしてもじいやがワームじゃなくて残念。じいやが姉さんのカタキとかだと、救いようがないシナリオを書けてよさそうなもんなのにねえ。じいやの寝室に国語辞典を借りに行ったらじいやの服を着てるワームがいて神代君「キャアーア」。じいや「ばれてしまっては仕方がないですね……」「キャアーア」
「男は燃えるもの……、そう、坊ちゃま、あなたはこれから燃えるのです」
「じ、じいやーーー」
「火薬に火をつけねば花火はあがらない……、そう、坊ちゃま、あなたはこれからあがるのです」
「た、たまやーーー」