MOUSOU ROCK FESTIVAL

お盆休みが始まりたてまつりおった今日の朝とて僕は労働、バーコードに赤い光を当てていやらしい音を立てたり、罪もない清涼飲料くんたちを後ろから攻めたり、「ここに入れる?」「どこがいい?」とか言いながらアイスクリームの補充をしたりしていたのだけれど、お客さんたちはそんなフリートerのことは知ったことじゃない。みんな笑顔笑顔、笑顔卓(スグルと読む)、お出かけ気分満載の声色を駆使して進軍してくる。特にここ埼玉県東部は千葉県幕張へのアクセスが微妙に都合いいためなのか、「サマーソニック」という音楽のフェステバールに参加するのであろう若い男若い女が目立つこと目立つこと。フェステバールTシャツ、フェステバールリストバンド、フェステバールスニーカー。疑いようがない。彼らは楽しい夏を満喫するのでしょうね。素晴らしい音楽に包まれて。でも僕は労働。LOW-DO。ああ、小汚い僕にそんなきらきらした笑顔を見せつけないで。フェステバールに行けないのに、行きたくなってしまうじゃないか。これ以上はいけねぇー。行きたくなっちゃう。行――ってやろうじゃないか! ロックフェステバールオブ俺、バイ俺、フォー俺。俺の俺による俺のためのお祭り。そう、開催場所は僕の脳みその中さ――……
「フェス行く人がうらやましいので自分で考えてみました」の一文を無駄に長たらしく伸ばしてみました。ブログ全盛のこの世の中、同じようなことをやっている人は星の数ほどいらっしゃることでしょう。それでも僕は、僕の指はキーボードを愛撫することをやめない。男たるもの、一度決意したことは貫徹せねばならないのだ。
名づけて、「妄想ロックフェスティバル」! ひあうぃご。


199×年、世界は核の炎に包まれた。だがしかし、人類は死滅していなかったのでロックフェスやろうぜってことになってじゃあ会場どこにするって話になって周りを見渡してみると、うぜえビルとか結構吹っ飛んでくれたのでロックフェスの会場確保っていう点ではちょうどよかった――というのは冗談で、まあ適当にどこかで。脳内フェスに会場なんざいらん。さて、このロックフェステバンナには三つのステージがある。それぞれに特色があり、垂涎もののメンツであるため、お客さんたちは常に垂涎する羽目になる。罪なステージだ。その三つのステージを紹介していこう。

POP STAGE

パワーポップのバンドしか出ない。入場時に係員が「パワー」と話しかけてくるので、それに「ポップ!」と答えなければ鑑賞することは許されない。間違って「パワー」「パフガールズ!」と答えてしまうと三日目の有明に飛ばされ、「パワー」「1000万!」と答えるとロングホーン・トレインのトレイン役をやらされる。恐ろしいステージだ。メンツは以下のとおり。出演バンドについてはネタを交えずガチ希望を並べた。解散してるとかそういうのは無視した。

11:00〜11:45 Second Saturday
12:00〜12:45 THE ROCKET SUMMER
13:00〜13:45 Holiday with maggie
14:00〜14:45 hellogoodbye
15:00〜16:30 BEN KWELLER
16:45〜18:00 the velvet crush
18:15〜19:45 Superdrag
20:00〜21:00 Silver Sun
21:15〜22:30 THE WANNADIES

87万円くらい払ってもいいなあ。

COMIC STAGE

出演バンドは以下のとおりである。

11:00〜15:00 フィンガーツー
14:55〜22:30 デトロイト・メタル・シティ

ぼくらの夢をー奪った大人を地獄の業火で皆殺しー
ゴーレッツゴー大人を殺せーガッツじゃぜー
それがー若僧のー
祈りー(バチーン)


「俺が本当のデタラメの一歩向こうの罪深えシャウトのやり方を教えてやる」
「ク、クラウザーさんだあ」
「ニセモノだろ?」
「モテモテモテモテモテモテモテモテモテモテ」
「出た……一秒間に十回モテ発言……本物だ」
「もしもしおい今スゲーぞ COMIC STAGEに来い」

AuIE STAGE

11:00〜23:00 the pillows

アゥイエー!