文学フリマ、無事終了しました&通販しますのお知らせ

報告が遅くなりました。去る5月6日に行われた文学フリマにご来場くださった皆様、ありがとうございました。オフレポのようなものを書こうと思っていたのですが、主に僕はブースで硬直→喫煙所で一服を繰り返すだけのマシーンとなっていたので、特筆すべきことがありません。ブースの写真すら撮っていないという有様で、いかに僕がナチュラルにテンパっていたかがおわかりになっていただけますでしょうか。生来人見知りなものですから、周りのサークルさんと交流できるはずもなく、せっかくブースへ訪れてくださった方、そして僕の本を買って下さった方にも「ありがとうございます」を言うのが精一杯で、もしこの「冷蔵庫のない生活」という長文垂れ流しブログをお読みであれば、「ああ、こやつはキーボードを叩くときだけ饒舌なのだな」と感じられたのではないかと思います。そうなのです、僕はヒト科小室哲哉属の生き物なので、キーボードがないと如何ともし難い物体なのであります。そのような僕に「いつも読んでます」と声をかけてくださった人の暖かさといったら! 本当にありがとうございました。いまは感謝、感謝、それでいっぱいです。
さて、今後のお話です。お陰様で自分の予想よりも多くの本が巣立っていったのですけれど、まだ在庫はたくさんあります。いくらゴールデン・ウイーク中のイベントとはいえ、用事があったり、遠方にお住みだったりで来れなかったという方も多かったのではないかと思います。全国の14歳女子が「わたしもミカヂリさんの本欲しい、ついでにミカヂリさんの肉体をや」と悶々しているさまは容易に想像できます。そんな彼女らを放置しておけようか。というわけで、僕の処女作品集『ハッピーバースデイ・オーケストラ』、全国の皆様にお届けできるよう、通販をすることに決めました。自分で言うのもなんですが、いい本です。できるだけ多くの人に読んでほしい。多くの人に笑顔になってほしい。微力ながら、日々を少しだけカラフルにしたいのです。
書店委託という形になるか、メールをやりとりしての取引にするかは今検討中です。あまり日を置かずにこのサイトで詳細を発表できるようにします。なにぶん同人活動に関することは全てが初めてなので、どうするのがベストなのか、なかなか見えてこないものでして。ご迷惑をおかけします。今しばらくのあいだ、お待ちください。