週刊少年ジャンプ

ようやく武装錬金の掲載順が「ゲドー」を上回りました。長かった。しかしこれで安心できるわけでは決してなく、これからも打ち切りの影にオールウェイズ怯えつつ読まなければなりません。僕らに出来るのはアンケート葉書を出すことだけです。全国の変態漫画ファンの皆さん、ご協力お願いします。

武装錬金

和月が頑張っています。いまだかつてなく頑張っています。女性の水着姿を書くだけで精根使い果たして原稿を落としたりしていたオクテ漫画家が、全裸の斗貴子さんを生き生きと、ちょっぴりセクシャルに描ききっている。これは褒めてあげるべきでしょう。グッドジョブです、和月先生。以前に比べるとバトルの駆け引きにも少し奥深さが出てきていまして、ここ数週はなかなか面白いですね。その要因として「武装錬金」（作品名でなく作中でのアイテムのこと）の性能多様化があげられるでしょう。これまでは「槍」「鎌」「斧」など、物理的に相手をぶっ殺すことしか考えない単純な武装錬金ばかりだったのですけど、ここ最近はある種の「超能力」がクローズアップされているような気がします。背丈が縮んだり、身体が修復されたり、モノと同化しちゃったりといった具合に。賛否両論あるでしょうが、以前のスタイルのまま続けていたらマンネリ化は避けられなかったでしょうから、正当な進化と見るべきだ、と僕は思います。あまりやりすぎてジョジョチックになられても困るんですけどね。そういったバトルシーンの成長がある一方で、武装錬金特有のコメディ・タッチ（言い換えると変態スメル）も健在ですし、どう考えてもこの掲載順はおかしいと思うんですけどねえ。信者の欲目なのでしょうか。嫌いな人は「ギャグが寒い」とよくいいますが、「ギャグ」と「コメディ」は似て非なるものだと思いますよ。武装錬金における「コメディ」は、笑いを求めて描かれているわけでなく、一種の清涼剤として作品に必要なものです。ま、とにかく人気出てほしい。あと円山姐さんを誰か早く病院に連れていってやってほしい。『聖闘士星矢』における黄金聖闘士のように、彼（彼女？）含めて再殺部隊はいずれカズキたちの味方になるのですから（忘れられがちですが、火渡を筆頭とした変態集団は一応『正義の味方』です）。希望的観測ですけど。なんにしろ円山姐さんのような素晴らしいキャラクターをここで散らせるのは勿体ない。

デスノート

うふふ、うふふふ、僕の好きなデスノートが戻ってきた。つまり、「夜神親子が輝いているデスノート」であります。夜神父も、息子も、素晴らしい。笑った。レムの姿を見て腰を抜かし、慌てて拳銃を抜こうとし、「いやお前ピストル持ってないから」と突っ込まれる夜神父を見て大いなる母性本能に囚われた人は多いのではないでしょうか？（多くない）　息子も、復活と同時に顔芸。なんとまあ、悪い顔。有り得ない話ではありますが、もしデスノートが実写ドラマ化されるとすれば、夜神息子役には『仮面ライダー剣』の相川始さんを起用するほかないでしょうね。夜神息子の顔芸を現実化できるのは世界広しといえども始さん以外にいるまい。凄く見てみたい。死神は誰かに着ぐるみ着せればいいし、夜神父も誰かに着ぐるみ着せればいいし、まあ他の奴らもどっかから役者連れてくればいいし、おお、できるじゃん、実写デスノート。くそう、僕がテレビ局勤務なら速攻で企画書提出するのになあ。
本筋と全く関係のない感想で申し訳ない、とは思っていますが直す気はあまりありません。

銀魂

笑った（『笑った』以外の感想を書いたことがない）。詰め込みすぎの台詞が逆に面白いね。

ピューと吹く！ジャガー

浜渡さんのモデルは絶対に存在すると思います。