BE A HERO

我らが横浜ベイスターズが順調に最下位へのロング・アンド・ワインディングしてないロード(ショート・アンド・ストレート・ロード)を突っ走り始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでございますか。開幕早々優勝の望みは消えましたけれど、僕は元気です。たとえ贔屓チームがボロボロに負けまくっていてもペナントレースを笑顔で楽しめるのが横浜ベイスターズファン。しかしここ最近の負けっぷりはあまり暖かい目で見れないのですよね。というのもスターティング・オーダーが気に入らないからであります。去年から全く変わりのないオーダー。そのラインナップが一分の隙もないものだったら文句はないけれども、去年の時点で「とりあえずこうするしかないなあ」という消去法オーダーだったのに、そんなのを今年も続けてれば、そりゃ負けるよ、という感じがする。どうせ負けるなら15安打放って15残塁かまして負ける。それが僕らのベイスターズではなかったか。僕は別に98年(横浜が優勝した年。打者が好き勝手に打ってそれが珍しくいい結果に繋がった)チームの信者ではありませんが、初回ノーアウト一塁で即座に送りバント、というのは萎えます。色々攻撃の選択肢を吟味したうえでのバントならばよいのですが、横浜は何がなんでもバントしているように思える(全試合見ていないので印象論で語っている部分が大きいです。ご了承しろ)。ていうかそれしかできないっぽいように感じます。攻めの姿勢が感じられない。これじゃあ面白くありません。応援する気も失せます。応援するけれども。
具体的にどうしてほしいかというと、二番と四番をどうにかしてほしい。小池と佐伯。どちらも好きな選手なのですが、今の打順ではその個性を発揮できていないのではないでしょうか。小池を6番に、そして佐伯を7番に下げ、代わりに種田と村田を上げる。開幕前にここで書いたオーダーと似たような感じです。これでいいような気がするのですけれど、素人意見なんでしょうかねえ。まあ今のところ打線はそれなりに機能してしまっているし、オーダーが変わることなんてないのでしょうけど。何はなくとも今はピッチャーか。加藤・川村・木塚といった磐石中継ぎ陣が全員磐石どころか爆発してしまっているので試合を組み立てられません。期待の新人・高宮も登板すれば打たれるといった感じだし。去年、横浜がなんとか他球団と渡り合えたのは投手陣がヘッポコ打撃陣を助けていたからであって、それが崩壊してしまっては話になりません。去年と何が違うのか。二段モーションの影響を受けているのは三浦・土肥・クルーンくらいで、その三人はそれなりに結果を残しているのに。投手コーチが変わったのが大きいんでしょうか。巨人の投手陣を完膚なきまでに破壊した阿波野さんが就任した途端にこれですよ。コーチ一人でそんなに変わるもんですかね。
これからのヤクルト・広島戦で大幅に負け越したりすると、いよいよ危ういです。なんとか踏ん張ってほしい。今は内容よりも勝ちが欲しいです。