The Breeders 『 Last Splash 』

昨日「あ〜んで好きな曲」を書くときに、CD棚から取り出して久しぶりに聴いてみたんですが、やはりカッコイイですね。ピクシーズのキム・ディールによるソロ・プロジェクト、ブリーダーズピクシーズの中心人物であるデブがエゴイズムを暴走させてしまい、それに不満を感じたキムが自作曲を発表する場を求めて組んだようなバンドです。ぶっちゃけた話、ピクシーズより好きかもしれない。いや、それは言いすぎか。しかしとてもよいアルバム。
これはセカンドアルバムなんですが、1stは結構乾いた感じで音も必要な分しか鳴っていないかなりクールなアルバム(これも名盤)です。そして評価が高まり、満を持してだされたこの『ラストスプラッシュ』。2曲目の「キャノンボール」はシングルカットされ、全米でピクシーズを上回るヒットになります。とにかくギターの音が大好きで、自分のバンドでもこんな音が出せたらなあと思うほど。骨太キム姐さんの魅力がたっぷり詰まってます。ポップなロックに飢えてる人にオススメ。
しっかし、何故僕は三月のブリーダーズ来日公演に行かなかったのか。金欠とかそんなの無視してでも行くべきだったと、このアルバムを聴くとその思いを強くします。僕の馬鹿!
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