ビートルズの『レット・イット・ビー・ネイキッド』の試聴会が催されたということでNHKがニュースにしていたんですが、それを見た僕は「畜生、CCCDなんだよなあ、畜生、東芝EMIめ」と呟いていたんです。すると傍らで緑のたぬきを食べていたママンが「CCCDって何?」と興味を持った様子だったので、僕は古館伊知郎も口を挟めないくらいの凄い勢いでCCCDの問題点についてまくし立てました。音質やら、再生機器への影響やら、まあネット上の音楽ファンの間では常識になっているようなことを。
するとママン、ふむうと頷いてこう言うんです。「そんなのあるわけないでしょ」と。ワーオ! あるんだよ! ママン! 「プレイヤーが壊れるようなものを売るわけがないわ」とも。ワーオ! 売ってるんだよ! 
なんというか、ネットに触れていなくて、音楽を第一の趣味としていない人々は、まだまだCCCDという腐った円盤のことを全然知らないみたいですね。テレビのメディアは取り上げませんし。雑誌も。新聞も。これはイカンですよ。イカン方向に回ってますよ。もっと広めていかないと。CCCD問題。ちゃんとCDを買って聴いている人が一番損をするようなモノを、僕は許すことができません。
とりあえずファイル共有ソフトで音楽ファイルをダウンロードしてるような人は死んで欲しい。犯罪だっつーの。お前らのせいだっつーの。せめて現実世界でCDを貸し借りするくらいに留めておいてくださいよ、ホント。

追記・「死んで欲しい」ってのはさすがに言いすぎか。耳を切り落とせ、くらいの柔らかな表現にしておきます。