ナンバーガール映像集『NUMBER GIRL』

どうにも暇なので、ナンバーガールのDVD「ナンバーガールを映像で思い出す」を見ていました。1995年夏から2002年11月までの彼らの歴史を振り返った映像集。いろいろ楽しい映像を見ることが出来ます。ひさ子が唄うそよ風ガールとか、ひさ子が髪を結んでみたりとか、ひさ子がサインを求められて戸惑うとか、ひさ子が切りすぎた前髪を気にしたりとか、ひさ子がデイブ・フリッドマンと片言で会話したりとか、ひさ子が無常節を歌ったりとか、ひさ子が「チェキラ!」とか言っちゃったり――
当然それだけではありませんよ。ファンなら見逃せない小ネタもたくさん。というかファンしかわかんねえネタが盛りだくさん。ネタバレになってしまうので詳細は書きませんけれど。副音声で向井秀徳ほか数名のトークを聴きながら映像を見れるのですが、それがまた良い。爆笑必至です。向井は当然として、アヒト・イナザワもなかなかのネタ士ということが判明しました。無音の部屋から(ヘッドフォンをつけていたのです)いきなり「ボフフフ」と笑い声が聞こえたとき、母はどう思っただろうか。
やはり最後のオモイデインマイヘッドはやばいですね。センチメンタル過剰になることを向井はできるだけ避けていますけど、ファンはやはり感傷的になってしまう。ひさ子が泣きそうな表情を見せているのも、これまたやばい。編集の仕方もよく、間違いなくファンは即買いするべきDVDであります。ライトなファン、もしくは初心者の方には『騒やかな演奏』がオススメ。さて、これからDVD二枚目のPV集、西部講堂でのライブ映像を見ようと思います。