普通の日記を書いてみる

友人から急な呼び出しを食らい、今日もバイトはあるんだけど、まあ久しぶりだしいっかあなんて承諾し、まだ時間があるから眠ろうと思って眠ったら寝過ごして遅刻した。普通に駄目な人間になっているような気がする。しかしその友人と会う場所の9割がたが秋葉原というのは、いったいどうなのか。会うなり迷いなくメイド喫茶に向かう僕ら。ニーチェが見たらいったいどう思うだろう。どうも思わないか。だってニーチェはもう死んでいるんだから。しかしいつも行っている(いつも?)キュアメイドというソレ系の喫茶店が貸切パーチーかなんかで閉まっていたので、じゃあしかたないね、ということで別のメイド喫茶へ。ここで普通の喫茶店ではなく選択肢をメイド喫茶に限定しているあたり、なかなか、自分では気づかないけど末期なんだと思う。行った先のドアを開けた瞬間に帰りたくなったけれど、後ろに人がいたので引き返すことも出来ず、入店。周りを極力見ずに席へ座り、長らく借りっぱなしになっていた本を返し、彼からはお金を恵んでもらい、話をいろいろして、出た。その後普通の喫茶店に行って、ようやく落ち着いた。秋葉原にはいろいろなメイド喫茶があるけれど、キュアメイドという店以外はやはりどこか狂っている。あそこに真顔で入れるようになったら本格的に人生が終盤に近づいているということかもしれない。幸い、今日の僕は相当顔面の筋肉が引きつっていたので、まだまだ戻れるということだ。ハタから見れば僕も変人なのだろうけど。
しかしここ最近、無職のヒキコモリにしては随分外に出ている。いい傾向だ。確実に人間として正しい。調子に乗ってオフ会なんてやってみたらどうだろう、などと友人と話したのだけれど、僕のような弱小がオフを開いても誰も来ないし、俺とお前だけで今日と同じようにメイド喫茶を廻る羽目になるぜ、ってことでやはりやめておいた。でもいつかはやりたい。「まつば」でラーメンを喰って「ンマーイ」とのたまう“エセまんが道オフ”とか。