仮面ライダー響鬼

早くも来週が楽しみなので困る。が、なんか雰囲気が変わった?
なんかお顔の整った若者がいきなり出てきて、「まーた演技が下手なイケメンか、いい加減にしろ」とか思ってたのですけど、彼がマザコン文系運痴くんだったので安心した。愛すべきキャラ。マザコンってのがでかい。キャラ立て法としては反則気味であるが、やはり一発でキャラクターを把握できますね。これが『響鬼』のいいところ。同じような感じで、明日夢くんのお母さんは「過保護・子煩悩」という反則技で物凄い萌えキャラになってるし。わかりやすい。いいんですよベタで。僕は全ての表現者に言いたい、「王道を踏襲せよ、同時に反抗すべし」と。――話がすげえ飛躍してしまった。しかしイケメンくんがラストで放った「父さん」というセリフ、そのあまりの唐突さと演技の下手さに思わず爆笑してしまった。これはあれですか、イケメンくんの父さんは鬼だったってことですか。それともマカモだったってことですか(余談ですが、今週出てきたマカモ大好き)。ネタ好き男としては後者であることを願いますが、まあ無難に前者でしょう。でも「父さん、探してたんだよ父さん!」とか言ってイケメンがマカモに飛びついて全身大火傷を負う様子を見てみたい。んでマカモがいきなりチンピラ口調で「汚物は消毒だぁ〜」とか言い出して、ヒビキさんが「お前の言うとおりだな。汚物は消毒だ」っつってヌっ殺すの。イケメンくん、燃えながら「とうさあああああん!」と絶叫。ヒビキさんに復讐するため自らマカモに改造される。ってそういう話ではありませんね。でも最近のヒビキさんなら、「俺の名を言ってみろ」くらいのセリフは吐いてくれそうな気がする。
それはそうと、モッチー関連のエサが多すぎて消化し切れません。学校での生活を描写すると、モッチーがいかに明日夢くんを「我が物にせん」としているかがよくわかる。明日夢くんが来た瞬間にそれまで話をしてた友達を無視して駆け寄ったり、授業の終わりに待ち伏せしたり、放課後に待ち伏せしたり、イケメンに興味深々なところを見せ付けて明日夢くんの気を引かせようとしたり、もうよりどりみどり。モッチーと明日夢くんがおしゃべりしてるところを邪魔してしまったイケメンくん、おそらく今日中に血祭りでしょう。次の日、妙にしおらしくなったイケメンに「どうかしたの?」と話しかける明日夢くん。ビクっと身体を震わせたあと、「す、す、すいませんでした! 君はつまらない人間じゃありません素晴らしい人間ですとてもすごくヴェリー(いい発音)素晴らしい」とまくしたてるイケメン。少し離れたところで、クラスメイトに見えないよう氷の微笑を浮かべるモッチー。


――っと。また妄想が加速してしまった。皆さん、第二段落は全部妄想ですよ。