更新報告

http://www.h6.dion.ne.jp/~ninny/index.html
更新してました。報告すんの忘れてた。危ない危ない。読んでもらわなきゃ話になりませんからね。ピロウズファンの逆鱗に孫の手で触れまくる「novelize the pillows」シリーズです。昔の曲をテーマに選んだので、今回はまあ大丈夫でしょう。「ペーパームーンにこしかけて」が収録されている『WHITE INCARNATION』というアルバム、あんまり話題にのぼりませんが(むしろ“全く”か)、とても良い作品です。楽曲のレベルは総じて高いし、さわおの鬱度も総じて高い。ピロウズの第1期って、実は名作ぞろいなのですよ。と思う。『パントマイム』とかはまあ、アレとして、メジャーデビュー後のアルバムは小粒ながら芯がしっかりしてます。下手すると今より音楽にとりくむ姿勢は「挑戦的」だったかもしれない。まあその「挑戦的」っぽさが楽曲ににじみ出てしまうあたりが「若さ」なのでしょうけどね。「気にしてないよ」とか大好きです。


メールフォームレス! 「鏡餅の中の世界」っていう掌編に対してのお便りです。

かなり僕のツボでした。こういうの好きです。

おお! ありがとうございます。僕もこういうの好きです。でも意識して書けないんですよ。気がつくと「こういうの」になってる。これからもこういうのが偶然生まれてくるでしょうから、それを楽しみにしててください。

今回の話は閉じてる感じで好きです。 開きっぱなしの話は良くわからないもので。

少し考えさせられるメールでした。閉じてる感じ、とはどういった感じなのか。単にチャックが開いてるか閉じてるかで僕の小説は分類できるような気もしますが、それじゃああんまりだし。「クリーブランドに連れてって」あたりの雰囲気が「閉じてる感じ」なのでしょうか。主人公が確固たる自我というか意見を持っていて、揺るぎない感じ。小説全体がある種の枠で(多くの場合、部屋で)囲まれているような。結局脱ぐか脱がないかで分類できてしまいそうだ。