横浜 6-6 巨人

http://www.tbs.co.jp/baseball/game/20060414YG01d.html
大型ジャンパイア(巨人に有利な判定をかます審判)が発動してしまったこの試合、牛島監督マジギレの迫力に横浜側まで「打たねば殺られる」と思ったのか、巨人優位だった展開をなんとか五分に持っていって引き分け。なんども勝ち越しやサヨナラのチャンスがあったにも関わらず点を入れられないのは横浜野球の伝統なので仕方ないでしょう。仕方ないとは言えど、勝ってほしかった。チームが一気にノれるチャンスだったのになあ。
でも収穫はありました。まず俺の古木がスタメンで登場し3安打猛打賞、第1号ホームランを放つ活躍! 「2番」という打順が意味わからないんですが、よくぞ結果を残した。古木がこれほど頑張ってるのに明日のスタメンが小池だったら僕はちょっと疑問に思いますよ。「左投手の場合は小池」って短絡思考はやめてほしい。今の小池は右左関わらず打てない三振orバントマシーンに過ぎないと思います。釣り球を空振りしまくってど真ん中のストレートを見逃しとかね、「おお、フェルゼン……」って感じですよ。白目ですよ。牛島監督頼みますよ。もう「石井小池金城佐伯多村種田村田相川」のコピー&ペースト打線は見たくないです。監督は守り勝つ野球を目指してるっぽいですが、正直「打」の方面ではどんな野球をしたいのか見えてきません。左打者と右打者を集中させすぎだし、ランナーが出ればバントだし。考える野球をしてほしい。言われるまでもなく考えてるんだろうけど考えてほしい。とりあえず2番と4番を代えてください。頼む。4番佐伯固定は本当に心の底から意味がわからない。
もうひとつの収穫は、中継ぎ陣の活躍。先発のベバリンは打ち込まれてしまいましたが、その後を継いだ加藤、川村、クルーン、木塚、高宮が絶好調の巨人打線に1安打しか許さない見事なリリーフ。川村さんはまだちょっと危なっかしげですが、クルーンの神っぷりといったらない。去年161キロの日本記録を出したせいで直球ばかりに話題が集中しがちですが、彼の本領は140キロ台で変な方向へ落ちるフォークだと思っています。変態すぎる。高宮もようやく結果が出ました。「即戦力新人が即戦力だったことが極めて少ない」という横浜ベイスターズの不文律を破壊してほしいところです。つか社会人出身なんだからやってくれないと困る。
今日は巨人キラーの土肥が先発でしょうか。勝ってほしい。なんか土肥が4本くらいホームランを打たれる予感がむんむんするのですが勝ってほしい。そのためにも打順の組み換えを。組みかえっていうか、古木を下げないでほしい。がんばれベイスターズ