夢だっていいじゃない

気がつけば7月も終わり、8月が全裸で世界中を闊歩していくのでして、いやはやマージ・マジ・マジで時の流れは早いなあ、どんどん年をとっていくなあなどと、還暦過ぎのおじい様みたいなことをのたまったりするのであります。皆様いかがお過ごしですか。近頃めっぽう更新頻度が落ち込んでいますが、僕はちゃんと生きています。生き抜いています。生きて抜いています。「何を抜いているの」って? ハハハそこなオリーブ少女、君たちにはまだ早い。君らがコバルト文庫を卒業するくらいの年頃になったら、きっとわかるはずです。きっと「抜く」を「ヌく」に脳内自動変換できるようになるでしょう。嗚呼! そのときが待ち遠しいような、永遠に「抜く」ままでいてほしいような、嗚呼! 僕を悩ませるさまざまなオリーブ少女よ! 君ヌキたもうことなかれ! ちがう、ちがう、こんなことを書こうとしたのではないのだ。僕は狂ってない。狂っていませんことよ。「狂」って「ケモノの王」って書きますけど、こんな漢字ひとつとっても『ダイの大冒険』のクロコダインは虐げられていることがわかりますね。余談です。予断を許しません。
最近のお気に入り音楽はHoliday With Maggieというバンドです。第二次ホリマギブーム中です。「オルタナティブ・ガール」という曲が大好きでしてね(曲名も、「それがあったか!」という感じでマル)。もはやパワーポップ以外の音楽はこの世の中に必要ないのであります、という主張を軸に総裁選を戦っていってしまうほどパワーポップ漬けになっています。パワーポップがマイブーム(笑)になると、いつも同じようなことを思います。でもそんなもんですよね。現在の僕の場合はパワーポップですが、音楽に限らず、何かを気に入りすぎてしまったら他のもんなんざ目に(もしくは、耳に)入らなくなってしまうものです。人は誰しも、そしていつも、何かの原理主義者なのではないでしょうか。それがシリアスになりすぎてしまうこともあれば、僕のようにミニマムな範囲で落ち着くこともある。とかくに人の世はむずかしい。