週刊少年ジャンプ

武装錬金

剛太かわいいよ剛太。初登場時の「なんか嫌な奴くせえ」という印象はもはや完全に払拭され、いまや読者の感情移入を一身に受ける最重要キャラへ成長――というのは言いすぎですが、まあとにかく今週の剛太くんは切なさ全開で、良いものでした。武藤さん夫妻のストロベリーっぷりがとんでもないレベルにまで達していて、ついていけない読者も結構でてるような気がするんですけど、剛太くんの存在がぐっとそんな人たちの心を繋ぎとめていますね。いずれはまた敵側として登場し、色々あったあとカズキをかばって死んでほしいところです。「斗貴子先輩の悲しむ顔だけは見たくないんだ」とか何とか言っちゃってね。で彼の核金は斗貴子さんへ受け継がれ、バルキリースカート・アナザータイプご開帳ですよ。剛太くんの遺志を継いでそこらじゅうの臓物をブチ撒けるわけですよ。「やっぱりスパルタンな斗貴子先輩がイイ」などと自由律な辞世の句を残して剛太くんは死ぬわけですよ。なぜ僕はそこまで剛太くんを殺したいのか、自分でもよくわかりませんが、もうこんくらいベタベタな展開でいいと思いますよ、武装錬金は。少年漫画の王道を突き進むのだ。一握りの変態スピリットとともに。ともあれ新展開への期待が高まる今日この頃です。

デスノート

一個前のエントリーにも書きましたが、ここ数週のデスノートはまさにコラージュ素材の提供に始終している印象。今週は「おいおいやりすぎ」というくらい提供してましたね。ジャンプ編集部による引き伸ばし作戦かどうかはわかりませんが、ちょっとテンポが悪くなってきてるような気がします。なんとかだらけずに新展開を描ききってほしいところです。僕が一つだけ提言したいのは、ミサミサというのは普通に語呂が悪いので、普通にミサたんと言えばいいと普通に思う、ということだけですね（駄目読者の典型）。さて、本作の主人公である夜神父、先々週にちょっと活躍しすぎたためか、このところ目立ちません。寂しいです。松田（いや松田さん）いじりも結構ですけど、やはり夜神父に勝るいじられキャラはいませんよ。使ってあげてください。

銀魂

表紙が普通だったので拍子抜けしました（言ってやった言ってやった！）。

ピューと吹く！ジャガー

襟立さんが最初に血を吐く場面で烏龍茶を吹きました。最高です。